1940年、馬産地である青森県倉石村に生まれた今川和男は、馬に慣れ親しむ人馬一体の暮らしの中で、その厳しさや美しさに強烈な影響を受けて育ちました。

幼い頃から馬の絵を描き、物心ついたころには、芸術を志すようになった彼は、武蔵野美術大学にて油絵を学び、それまで描き続けてきた馬はもちろんのこと、自然や日常の風景を主なモチーフとして、作家活動を続けてきました。

34 歳の時、作家活動に専念するため教員を辞め、同時に現在のアトリエである八戸市根城を拠点に制作を始めました。約40 年たった今現在もなお、年間の制作枚数は200 枚以上、展覧会は年間10 回ほどというペースで、精力的に活動しています。

このホームページでは、これまでの作家の活動とともに、今後もとどまることなく生まれるであろう作品や、展覧会のおしらせなどを中心にご紹介していきます。

ひとりの画家の作品と活動が、皆様の日常と何かしらの形で呼応して、ともに生きる力となりますよう、期待しております。


住所:〒039-1166

青森県八戸市大字根城字馬場頭29-17

Tel・fax:0178-44-5487

Email: wakako◎proa-llc.com

    ◎を@に変えてメールしてください。

HP http://www.kazuoima.jimdo.com

「水辺を駆ける」(油絵、2015 年)

作家の制作拠点である八戸市根城のアトリエは、1973 年に建てられた、赤レンガ壁とトンガリ屋根が特徴の2 階建てのアトリエです。

約20 年間にわたって、このアトリエで開講していた絵画教室には、のべ200 人ほどの生徒が通っていました。

デッサン、油絵、造形などさまざまなクラスに、芸術を志す若い学生や、子供から大人までたくさんの人々が集い、学んでいたこの場所。いつかまた、人々の集まる場所として再生していくことを夢見ています。